みなさん、こんにちは。奈良県生駒市の井上勇夫税理士事務所 起業カウンセラーいのうえ君です。
今日は9月11日(日)です。
5日前のブログは、「税理士いのうえ君の息子の社会見学&租税教室」について書きました。
【参考ブログ】
息子の社会見学&租税教室 奈良県生駒市の井上勇夫税理士事務所 起業カウンセリング(平成28年9月6日)より
その時のブログで、「体験」と「経験」という言葉を使いました。後日、「体験」と「経験」の違いについて書く予定でいることも書きました。
そこで、今日のブログは、「体験」と「経験」の違いについて書きます。
みなさん、「体験」と「経験」の違いがお分かりでしょうか?
ウイッキペディアによると、「体験」は実際に経験することと記載されています。
「経験」は、実際に見たり、聞いたり、行なったりすることと記載されています。
みなさん、これではピンときませんよね。
それどころか、カウンセラーの立場で言うと、これらの意味は間違っていると考えます。
「体験」は、実際に見たり、聞いたりすることと考えます。
「経験」は、体験をもとに自分と結びつけることと考えます。
そこで、1つ例を挙げてみます。
小学生がお菓子工場の社会見学をしたとします。
工場へ行って、お菓子を製造しているところを見て、そのお菓子の試食をした。
もし、これだけで終わったとすると、「体験」と言うことになります。
事前に、学校が小学生に自分事として社会見学をする姿勢を身につけさせる。その上で、工場見学をする。後日、クラスで振り返りを行なう。
そうすると、その出来事が自分と結びつけることになり、それが「経験」となっていきます。
今回はお菓子工場の社会見学を例に出しましたが、機会をみて、租税教室での「体験」と「経験」についても書いていきたいと思います。